2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
書き込みをサボりがちなので書かなかった分も含めて上半期の覚書を。■自分的に特に食い込んだ映画 『ザ・ストーカー』(鎮西尚一) 『バシュフル盆地のブロンド美人』(プレストン・スタージェス) 『動くな、死ね、甦れ!』(ヴィターリー・カネフスキー) …
ローラーガールズ・ダイアリー(2009/ドリュー・バリモア)シャンテ・シネ6/25 田舎町の女子高生が休日に母に買い物に連れて貰い、とある雑貨屋に付き合わせる。そこは大麻用のパイプなんかも置いてあるちょっと親御さん的にはアレな店で、彼女は靴が欲しい…
櫛の火(1975)宵待草(1974/神代辰巳)新文芸座6/24 『櫛の火』 桃井かおり「うぉっそぉぃじゃないのぉ(遅いじゃないの)!!」草刈正雄「しゅっぶんおくれたらけらろー(10分遅れただけだろう)」等、通してラリりみたいな喋り方をしているし、ジャネット…
堕胎(1966/若松孝二・足立正生)性地帯(1968/足立正生)シネマヴェーラ渋谷6/23 『堕胎』 夫婦で営む産婦人科を舞台に、訪ねて来る女達を相手にした講釈とナレーションで進められる性教育映画を模したような(実際に古い性教育映画のフィルムが度々挿入さ…
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/ジョニー・トー)新宿武蔵野館6/18 雨の中、ジョニー・アリデーと殺し屋たちが、アジトを急襲して来た敵たちを、説明が難しいのだが何というのか団地にある良くタイプの階段の外側を、降りながら迎え撃つシーンは心底痺…
猫とカナリア(1927/パウル・レニ) 寵姫ズムルン(1920/エルンスト・ルビッチ)シネマヴェーラ渋谷6/16 『猫とカナリア』の方が明らかに文体的な創意に富んでいると思うが、ルビッチの、所謂「ルビッチ・タッチ」以前の、より演劇依りの、プクプクした女た…